2026年3月15日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

午後一番で八ヶ岳から戻ってきました。野鳥写真の第一人者、吉野俊幸さんを偲ぶ会にお招きいただき、昨日の午後から八ヶ岳へ行っていたのです。遺族と一部関係者だけの小さな集まりでしたが、素晴らしい時間を過ごすことができました。吉野さんの足跡を振り返る企画を今後展開していきます。

今日は気温が上がって春のような陽気になり、多くの人が井の頭公園に繰り出しました。午後からの観察は久しぶりですが、いつも通り進めます。林の入り口に着くと、ヴィー ヴィーとカワラヒワの声が聞こえました。見ると、閉店中のカキノキレストランに2羽とまっています。ヴィーの声がキリリコロに変わったかと思うと、2羽は飛び去りました。

最初の観察地にはムクドリ20羽ほどの群れがいます。ピクニックの方がそれを観察していたので、飛ばさないよう慎重に動きました。鳥を脅かして飛ばしてしまったら、バードウォッチャーの名折れです。一定の距離を取って周囲を確認すると、ツグミとカワラヒワがいました。不意に、ムクドリたちが何かに警戒して一斉に飛び立ちます。オオタカでも飛んだでしょうか。周囲を確認しましたが、理由はわかりませんでした。ヒヨドリはヒサカキの中へ入り、ツグミは虫探しを始めます。すると、ツグミに対してモズが低空飛行してからみました。ツグミは嫌がるような声を出しながら回避します。モズはツグミをからかって、いつものように奥へと消えていきました。その間に飛んできていたメジロ2羽の行動を観察します。葉も花もない木で、2羽とも何かをついばんでいるようでした。動きを見ると、首を伸ばして冬芽を1つずつなめているようです。木を確認するとサワフタギで、もう少しすると白い花を咲かせる時期です。撮影してみると、花芽が少し開いているようで、メジロはその蜜をなめているようです。そういえば、先日別の場所にあるサワフタギでヒヨが冬芽をつまみ取って食べていました。ヒヨドリとメジロは花の蜜が好きですから、その線で合っているように思います。ヒサカキほどではありませんが、サワフタギも花が小さいので、ヒヨはメジロのようにお行儀よくなめることはできず、ついばんで食べていたのでしょう。ここは毎朝歩いている場所ですし、毎日の観察は21年目なのですが、今まで気づかなかったことです。じっくり観察することは、新たな発見につながるので重要です。

林の中心部ではアトリ10羽の群れを確認。今日はケヤキではなくイヌシデにとまりました。さらに探索を進めるとヤマガラとシジュウカラによる「シデ狩り」にヒガラも加わっていました。10年くらい前に、越冬中のヒガラがハンノキの花に飛びつき、中の虫を取り出して食べていたようすを思い出します。

池のほとりを歩いていると、ちょうどアオサギが魚を獲ったところでした。見るとモツゴらしき魚をくちばしに3匹くわえています。なかなかやるなぁと感心して観察していると、アオサギは3匹目を落としてしまい、拾い直して食べました。ふふふ、ご愛嬌です。ヒヨが跳躍飛行して萌黄のシダレヤナギにとまりました。見るとほかに数羽、先客がいます。ヒヨたちはシダレヤナギの新芽と花をむしゃむしゃ食べていました。観察記録に書き忘れていたかもしれませんが、少し前からやっています。

1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. キジバト、4. オオバン、5. カイツブリ、6. カワウ、7. ゴイサギ、8. アオサギ、9. オオタカ、10. コゲラ、11. アオゲラ、12. モズ、13. オナガ、14. ハシボソガラス、15. ハシブトガラス、16. ヒガラ、17. ヤマガラ、18. シジュウカラ、19. ヒヨドリ、20. ウグイス、21. エナガ、22. メジロ、23. キクイタダキ、24. ムクドリ、25. シロハラ、26. ツグミ、27. スズメ、28. ハクセキレイ、29. アトリ、30. シメ、31. カワラヒワ、32. アオジ、33. ドバト、34. ホンセイインコ

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