朝から気温が高めなので、春の装いで出かけました。いつもより早い時間で、歩いている人も少なく静か。ゆっくり歩き、立ち止まりながら耳を澄ますと、いろいろな声が聞こえてきます。ひときわ美しい声色が聞こえたので、頭の中のヒトAIと照らし合わせると、メジロの声質でした。頭上すぐから聞こえる美声にしびれながら、ゆっくりゆっくり動き、ツバキの中に姿を見つけました。小さい! あらためてメジロの小ささと、その体から発せられるとは思えない声量に感心します。動画を撮影しようとしましたが、近すぎてピントが合いません。離れようと動いたとき、メジロに気づかれてしまいました。彼はいくつか花の蜜をなめ、少しだけ離れた位置で再びぐぜり始めましたが、ヒヨが飛ばしてくれました。ツバキから飛び出したメジロは、高いイチョウの梢にとまり、さえずり始めました。やはり、すごい声量です。林を抜けて池のほとりを歩いていると、強烈な香りを感じました。昨日も書いたヒサカキの花の香りです。やはり塩ラーメンの香りというのはよくわかりませんが、やはりガスっぽいでしょうか。チュルというかすかな声が聞こえ、メジロが蜜をなめていることがわかり、見つけて撮影。すると、ほどなくヒヨドリがきて、メジロを蹴散らしました。ヒヨもヒサカキの花の蜜を舐めはじめましたが、メジロのような繊細さはなく、がさつな動きです。花を破壊しながら蜜をなめ、嘴には花びらがついているのでした。
1. ハシビロガモ、2. ヨシガモ、3. カルガモ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. カワウ、9. ゴイサギ、10. オオタカ、11. コゲラ、12. ハシボソガラス、13. ハシブトガラス、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ウグイス、17. エナガ、18. メジロ、19. ムクドリ、20. シロハラ、21. ツグミ、22. スズメ、23. ハクセキレイ、24. シメ、25. カワラヒワ、26. ドバト、27. ホンセイインコ