朝はまだ冷えますが、すぐに気温が上がります。春本番といった陽気です。ヒサカキからメジロが2羽飛び出し、花期であることを思い出しました。メジロは小さな花を一つひとつ訪ね、蜜をなめます。花の香りはよくガスに例えられますが、ある樹木医は塩ラーメンの香りと力説します。どんなもんだろうと試してみましたが、どちらも言い得 てない印象でした。移動してルリ男にご挨拶。まだいます。じっとしていると目の前の茂みにきてくれますが、少しでも動くと離れてしまいます。最後は散歩のワンちゃんが通りかかって、シラカシの葉が茂った高い位置へ逃げてしまいました。とりあえず生存確認はできました。水路にミソサザイがいたというので、見通しのよい場所から目を凝らして見つけました。林の中では頭上からヤマガラの小声が聞こえます。季節の風物詩だろうと見当をつけて見上げると、まさにイヌシデの花の隙間の虫を夢中で食べまくっています。著書で紹介したことで、飛翔撮影の被写体として好適です。池のカモはさらに減っていました。嘴の赤色があざやかになったバンが、頭を前後させながら進んでいました。
1. ハシビロガモ、2. ヨシガモ、3. カルガモ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. カワウ、9. ゴイサギ、10. コサギ、11. オオタカ、12. コゲラ、13. オナガ、14. ハシボソガラス、15. ハシブトガラス、16. ヤマガラ、17. シジュウカラ、18. ヒヨドリ、19. ウグイス、20. エナガ、21. メジロ、22. ミソサザイ、23. ムクドリ、24. シロハラ、25. ツグミ、26. ルリビタキ、27. スズメ、28. ハクセキレイ、29. ドバト、30. ホンセイインコ