いつも最初に観察する場所は、久しぶりににぎわいました。樹上にはシメとシジュウカラ、コゲラがいて、地上にはムクドリ、ツグミ、カワラヒワにキジバト。低木にジョビ子がとまりました。視野に多くの鳥が見えるのは、うれしいものです。うれしいのは数の多さではなく、種の多様さですね。
探索を進めると、頭部に白い羽毛が入ったハシボソガラスが、羽毛をふくらませてゆっくり歩いていました。大きくふくらませているので、最初はハシブトガラスかと思ったほどです。足どりはゆっくりで、少し弱っているようにも見えました。単独でいましたし、少し心配です。ボソ君の動きを観察していると、頭上からパキパキという音が聞こえました。見上げると、エノキの樹上にイカルがいました。先入観で最初はシメだと思いましたが、嘴の黄色が見えました。体もかなり大きいことを再確認します。5羽の群れはわずかに残ったエノキの実を採食していました。結構な勢いでポリポリ食べると、一羽また一羽と飛び去りました。にぎやかになってきたと喜んでいたところに、こういう動きがあると楽しくなります。
10分以上じっくりと羽づくろいしていたツグミが飛ぶまで観察し、2回タネを吐き、4回フンをするのを確認しました。やぶから飛び出したアオジは久しぶりのご対面。ルリ男には会えませんでしたが、ルリ郎がいるのは確認できました。
1. ハシビロガモ、2. オカヨシガモ、3. ヨシガモ、4. カルガモ、5. ホシハジロ、6. キンクロハジロ、7. キジバト、8. オオバン、9. カイツブリ、10. カワウ、11. ゴイサギ、12. アオサギ、13. ダイサギ、14. コサギ、15. オオタカ、16. コゲラ、17. オナガ、18. ハシボソガラス、19. ハシブトガラス、20. ヤマガラ、21. シジュウカラ、22. ヒヨドリ、23. ウグイス、24. エナガ、25. メジロ、26. ムクドリ、27. シロハラ、28. ツグミ、29. ルリビタキ、30. ジョウビタキ、31. スズメ、32. ハクセキレイ、33. シメ、34. イカル、35. カワラヒワ、36. アオジ、37. ドバト、38. ホンセイインコ