住宅地を、カワラヒワ十数羽の群れが飛び回っていました。林に入ると、メジロがチュルチュルと警戒声で鳴き続け、シジュウカラがジュクジュクジュクと集まれの声を盛んに出しています。そこにエナガが集まってきて、ジュルリジュルリと鳴き続けます。近くに猛禽がいるときに、小鳥たちが囲んで鳴き続けることがあります。まさにその状況で、目を凝らしていると林の奥をオオタカが飛んで横切りました。小鳥たちの声が「タカだ」に変わり、オオタカが去ると、静寂が訪れました。このように、見えていなくとも小鳥たちのようすから猛禽類の存在に気づくことができるのは、なかなか楽しいものです。池のほとりにはアカハラがいました。ムクノキの実がお目当てのようです。ダイサギがカワウのコロニーに飛んできて、えだを折り取ってくわえました。営巣中のカワウに触発されたのでしょうか、興味深い行動でした。
1. ヨシガモ、2. ヒドリガモ、3. マガモ、4. カルガモ、5. ハシビロガモ、6. ホシハジロ、7. キンクロハジロ、8. カイツブリ、9. キジバト、10. カワウ、11. ダイサギ、12. オオバン、13. オオタカ、14. カワセミ、15. コゲラ、16. アオゲラ、17. ハシボソガラス、18. ハシブトガラス、19. ヤマガラ、20. シジュウカラ、21. ヒヨドリ、22. ウグイス、23. エナガ、24. メジロ、25. ムクドリ、26. アカハラ、27. ジョウビタキ、28. スズメ、29. キセキレイ、30. ハクセキレイ、31. カワラヒワ、32. ドバト、33. ホンセイインコ