冷たい風が強く吹いていたので。久しぶりにコートを羽織って出陣しました。住宅地を歩いていると、遠くからホトトギスの声。飛んできた場合に備えながら、分かれ道で進路をしばし考えました。連続で鳴かないので、ふだんの巡回路を選択します。住宅地を歩いていると、シジュウカラ幼鳥の声。確認すると幼鳥がいて、親鳥を待っています。幼鳥の声はあちこちから聞こえ、広く見てみると8羽いました。それがバラけているので、親鳥は大変です。親鳥を待つ子、追いかける子、飛ぶのに必死な子など、わたしのまわりは賑やかになりました。林に入ってサンショウの実を噛んでいるとき、再びホトトギスの声が聞こえました。ほかの鳥も気にしながら、声のほうに近づきます。林にはホトトギスを探す仲間たちの姿がありましたが、誰も捉えることはできていないようすでした。さすがは潜行性の高いホトトギスです。そうそう姿を見せてくれません。結局わたしは時間切れでその場を離れました。手強い相手ですが、不意に出てくることもあります。仲間たちに鳥運がありますように。
1. カルガモ、2. ホトトギス、3. キジバト、4. カイツブリ、5. カワウ、6. オオタカ、7. カワセミ、8. コゲラ、9. オナガ、10. ハシボソガラス、11. ハシブトガラス、12. シジュウカラ、13. ヒヨドリ、14. エナガ、15. メジロ、16. ムクドリ、17. スズメ、18. ドバト、19. ホンセイインコ