重い雪が降っていたので道具は持たず、公園を30分で通り抜けるだけの観察でした。多くの鳥が活動を休む中、動いている鳥もいます。いつもの人慣れしないツグミは、うっすら雪化粧した地面で「だるまさんが転んだ」移動。わたしの姿を見つけると少しずつ離れ始め、最後はヒサカキの中に隠れました。近づいていたわけではないのですが……。ツグミなのに人慣れしないのはなんか滑稽で、個性があることが楽しいと感じます。雪の中、ぐぜっているウグイスがいれば、照葉樹の傘の下で、ぴょんぴょんしながら食物を探すシジュウカラもいます。キジバトは天候を気にすることなく、ふつうに活動しているように感じました。池のほとりではウグイスが谷渡りの練習。それを録音していると、足元をメジロが横切り、ブンという羽音が印象に残りました。
1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. ホシハジロ、4. キンクロハジロ、5. キジバト、6. オオバン、7. カイツブリ、8. カワウ、9. ハシブトガラス、10. シジュウカラ、11. ヒヨドリ、12. ウグイス、13. メジロ、14. ムクドリ、15. ツグミ、16. ドバト