2025年6月9日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

外へ出ると、はるか遠くからヒバリのさえずりが聞こえました。図鑑にも書いていますが、都市部では空き地や農耕地が減り、生息に適した環境が減っているため、ヒバリの個体数は減少傾向にあります。さえずりの聞こえた方角を見ながら、どんな環境があるか想像を巡らせてみます。遠くには屋上緑化しているらしい建物も見えました。環境保全の取り組みの効果が出ているなら、好ましいことなのですが。

住宅地を抜けると、ガビチョウのさえずりが聞こえました。姿は見えませんが、高木の上のほうにいるようです。苦々しく思いながら移動し、最初の観察地へ。奥の方から聞きなれない地鳴きが聞こえるので、確かめにいきました。なぜかツミが3回鳴いたあと、ガビチョウがさえずりはじめます。上空が開けていなかったので、ツミの姿を捉えることはできていませんでしたが、タイミングを考えるとガビチョウの鳴き真似だったのかも。以前、カケスが本物そっくりにツミのさえずりを真似するのを聞きましたが、似たようなことかもしれません。ガビチョウは林の奥深くへ移動し、騒々しく鳴いています。静かになったと思いましたが、その後さらに水路の上流へ移動してさえずっていました。池のほとりでは、今朝もハシブトガラスの幼鳥が餌ねだり。渡りの夏鳥の気配はありませんでした。

1. キジバト、2. カイツブリ、3. カワウ、4. オオタカ、5. カワセミ、6. コゲラ、7. オナガ、8. ハシボソガラス、9. ハシブトガラス、10. シジュウカラ、11. ヒバリ、12. ヒヨドリ、13. メジロ、14. ムクドリ、15. スズメ、16. カワラヒワ、17. ドバト、18. ホンセイインコ、19. ガビチョウ

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