2025年3月15日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

階段の踊り場で、電柱にとまっているスズメとご対面。ふつうは立ち止まった瞬間に、飛び立って逃げてしまうのですが、こちらを見ています。それならと飛翔を狙いますが、近過ぎたので少し下がりました。それでも近いので、結局飛翔撮影は失敗しました。飛び出しの初速も速かった……
ジョビ子は今朝も出迎えてくれて、練習相手になってくれました。何回か対戦したあと、彼女は低木にとまったまま動かなくなりました。種吐きかなと思いましたが、そういうそぶりは見せません。やがて向きを変えた直後に飛びました。見ると、飛んだ先にジョビ男がいたのです。ジョビ子はジョビ男にかかっていき、空中戦が始まりました。絶好のシャッターチャンスですが、手前に幾重にも木の枝がかぶり、狙えません。優勢なのはなわばりの主であるジョビ子なので、ジョビ男に狙いをつけておけば、ジョビ子がかかってきて格闘するシーンが撮れるに違いありません。ところが枝が邪魔をする。3回はチャンスがありましたが、まったくシャッターが押せないまま、2羽とも場外戦となり、どこかへ行ってしまいました。井の頭公園では、池以外は林の環境で撮影することになるので、鳥が見えていて次の動きが完全に読めているのに、枝が邪魔でAFがまともにはたらかず、撮り逃すということが多々あります。イメージ通りの展開を指をくわえて眺めるのは、辛酸をなめるような想いがします。

林のよく茂った場所にはアオゲラがいて、ドラミングを聞かせてくれました。春ですね。たまに突く位置を変えますが、音が小さくなってしまって失敗したようで、元の位置を突いて再び音を立てていました。その後も林を歩いていると、小鳥たちがタカだー!と鳴いたので、カメラを構えるとオオタカが飛んできました。例によって林の枝が邪魔しますが、こなくそと意地で撮るだけ撮りました。写真を見返すと素嚢が大きく膨らんでいて、朝食の獲物をいただいたことがわかりました。林ではあちこちでエナガがかいがいしく動き回っています。その中に、尾羽が曲がっている子がいました。巣で卵を温めているメスですね。ルリ郎とトラさんには会えませんでした。

1. ハシビロガモ、2. オカヨシガモ、3. ヨシガモ、4. カルガモ、5. ホシハジロ、6. キンクロハジロ、7. キジバト、8. オオバン、9. カイツブリ、10. カワウ、11. ゴイサギ、12. コサギ、13. オオタカ、14. カワセミ、15. コゲラ、16. アオゲラ、17. ハシボソガラス、18. ハシブトガラス、19. ヤマガラ、20. シジュウカラ、21. ヒヨドリ、22. ウグイス、23. エナガ、24. メジロ、25. ムクドリ、26. シロハラ、27. ツグミ、28. ルリビタキ、29. ジョウビタキ、30. スズメ、31. ハクセキレイ、32. カワラヒワ、33. アオジ、34. ドバト、35. ホンセイインコ

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