2025年6月6日の井の頭公園での野鳥観察記録

野鳥観察情報

早朝から暑い日和でした。ひなたを歩くと、焼かれるような日差しを受けます。空気はさほどでもないのですが、とにかく日差しがきつい、最近感じる傾向です。
林は静かでしたが、鳴き声を短く切る鳥がいました。シジュウカラだと見当はついていたものの、なかなか姿が捉えられず、確認に時間がかかりました。姿が見えた幼鳥の声だったのでしょうか。その後、掃除のおじさんと行き会ったので挨拶すると、「公園(林)の中は涼しくていいねぇ」と言うので、「自然の恵みです」と返しました。少し開けた場所へ出ると、チューイチューイチューイという鳴き声が聞こえます。いつもの鳥の声の中に混じっていて無意識にスルーしていましたが、気づいてみると変わった鳴き方です。こりゃなんだと思い、姿を探すと……またもシジュウカラ。変な鳴き方をする個体でした。
近くにはエナガの家族群がいました。久しぶりに観察する幼鳥は少し成長していて、目のふちの赤みが橙色ぽく見える子もいます。幼鳥らしくあどけない仕草でしたが、昨日のシジュウカラ幼鳥と同じように、自ら食物を探索する動きがよく見られました。親鳥に餌ねだりして逃げられ、ちょうど枝を群れで行進していたアリを食べまくる子も。そんなようすを観察していると、親鳥と幼鳥が頭上すぐにやってきました。私との距離は2mくらいでしたか、この鳥の小ささをあらためて実感しました。サクラの木では、幼鳥が何羽か枝の上で休んでいます。見ると、どの子も口を開けていました。おそらく30℃前後あったと思います。なかには枝にとまって動かず、口を開けたまま目を閉じる子もいて、そのまま落ちてしまうのではないかと心配してしまいました。人も鳥もまいってしまう暑さです。

1. カルガモ、2. キジバト、3. カイツブリ、4. カワウ、5. オオタカ、6. コゲラ、7. オナガ、8. ハシボソガラス、9. ハシブトガラス、10. シジュウカラ、11. ヒヨドリ、12. ツバメ、13. エナガ、14. メジロ、15. ムクドリ、16. スズメ、17. カワラヒワ、18. ドバト、19. ホンセイインコ

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