ムクドリは個体数が少なくない鳥ですが、私の朝の観察ではタイミングが合わないのか、記録が少ないものです。そんなムクドリを家の周囲で確認するところから、今朝の観察は始まりました。いつもは見かけないジョビ子のなわばりでも、数羽のムクドリが地上で行動していました。その樹上にはシメがいて、うろうろしています。飛び去ったので、その場を後にしました。
探索を進めると、シメに再会。同じ個体か別かはわかりません。樹上に残ったエノキの実を食べるようすを観察するのは、今シーズン初めてのこと。例年はもっと個体数が多く、もう少し早い時期にこの行動が見られるはずでした。シメはエノキの実の堅い種子を、太い嘴で砕いて食べます。パキッという音で、樹上にシメがいることに気づくこともあります。ちなみに実をくわえてから、砕くまでに少し間があります。おそらくですが、割れやすいポイントを口の中で見つけて噛み砕いているのだと思います。
池のほとりでヒタキの鳴き声が聞こえました。ヒッ ヒッ ヒッと大きな声で鳴き、間奏はグッグッギュッだったので、ルリビタキだとわかります。暗い林という環境もルリビタキらしいもの。すぐに姿が見つかりませんでしたが、これだけ盛大に鳴かれて見つけられなければバーダーの名折れです。5分1本勝負を挑み、仕留めることができました。2〜3年目くらいのオスで、妙に眉斑が乱れた個体でした。
1. ハシビロガモ、2. オカヨシガモ、3. ヨシガモ、4. ヒドリガモ、5. カルガモ、6. ホシハジロ、7. キンクロハジロ、8. キジバト、9. オオバン、10. カイツブリ、11. カワウ、12. ゴイサギ、13. アオサギ、14. オオタカ、15. コゲラ、16. オナガ、17. ハシボソガラス、18. ハシブトガラス、19. ヤマガラ、20. シジュウカラ、21. ヒヨドリ、22. ウグイス、23. エナガ、24. メジロ、25. ムクドリ、26. ツグミ、27. ルリビタキ、28. スズメ、29. ハクセキレイ、30. シメ、31. ドバト、32. ホンセイインコ