2026年10月6日の井の頭公園での野鳥観察記録

キビタキメスタイプ 野鳥観察情報
キビタキメスタイプ

アオゲラがサクラの木にぽっかり空いた樹洞でなにかやっています。慎重にゆっくり近づきますが、当地の人馴れしていたときのアオゲラとは違い、警戒心がある個体でした。しばらくいなかったアオゲラがどこからかやってきましたが、人慣れしていないので逃げ腰です。かなり慎重に駆け引きしますが、キツツキなので裏側に隠れたりします。しっかり観察できず、背景がよい写真も撮れませんでした。よかったのはこういう相手との距離感を学べたことです。基本的に木の幹に向かっているキツツキが天敵などに対してどう警戒するのかもあらためてつかめた気がします。シジュウカラとメジロはいたものの、渡り鳥が見つからなかったので移動します。
第2観察地での探索では不思議な時間がありました。入ってすぐのエゴノキにヤマちゃんが3羽。そのうちの1羽に注目すると、足元に抱えた実をつついて割っていましたが、つつくのをやめて周囲を見始めました。目線をゆっくり回して周囲を観察しています。ツミでもいてようすを伺っているのだろうかと思いました。その状況が5分以上続き、動画を撮影する腕が疲れてきました。6分近くに達したとき、ヤマちゃんは途中まで食べていた実を落とし、飛んでいきました。
奥へ移動すると混群が低い位置を移動していました。さっきのアオゲラとの距離を踏まえて慎重に近づいたからか、混群の群れの構成メンバーはみんな低い位置を移動しています。そのなかの1羽が鋭い動きを見せました。キビタキのメスタイプです。ムシクイなどは見つかりませんでしたが、キビタキメスタイプは今日も順調です。果実を利用できるヒタキ類に対してムシクイ類は動物食オンリー。気温が低くなって虫がいなくなる前に、ヒタキ類より先に渡っていくのでしょう。

ツクツクボウシに加え、アブラゼミも鳴いています。今シーズンは全体にスケジュールが後ろ倒しになっているようで、遅鳴きを意識することなく普通にセミの声を聞き続けています。オオタカの声が聞こえたあと、シジュウカラのさえずりを聞きました。幼鳥の練習だという触れ込みでしたが、姿を確認するとがっつりと成鳥オスでした。ホオジロと同じように次の繁殖で有利になるよう、秋のうちから練習するのでしょうか。この子は鳴き方を何回か変えていました。きっと次に備えて練習というところなのでしょう。

池は今日も生物多様性が低く、降りていっても張り合いがありません。ヒドリガモが1羽ポツンと浮かんでいますが、ただ休んでいるだけのように見えます。池に水草が豊富であれば、採食行動が見られたに違いありません。このヒドリ、明日にはいなくなるでしょう。

1. ヒドリガモ、2. カルガモ、3. キジバト、4. カイツブリ、5. カワウ、6. ゴイサギ、7. アオサギ、8. コゲラ、9. アオゲラ、10. サンコウチョウ、11. カケス、12. ハシボソガラス、13. ハシブトガラス、14. ヤマガラ、15. シジュウカラ、16. ヒヨドリ、17. メジロ、18. キビタキ、19. スズメ、20. ハクセキレイ、21. ドバト、22. ホンセイインコ

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