住宅地を歩いていると、上空からズイーというビンズイのひと声が聞こえました。見上げた空にその姿は見つかりませんでしたが、飛んでいく中型の鳥の群れが見えました。その数8羽。ツグミの群れだと思っていましたが、念のために撮影して拡大してみるとアカハラの群れでした。越冬組が去るところか、ほかから移動している途中か、わかりませんが、アカハラもツグミのように群れで飛んで渡るという事実を自分の目で確認できたことは収穫でした。過去の観察を振り返ると、春の渡りで井の頭公園に立ち寄るアカハラは小さな群れであることが多いですね。新緑の林に数羽のアカハラがいる光景を想起させられました。ツィーという声が何回か聞こえたので、アカハラが降りているのだと思いこんでいましたが、飛んでいったのはシロハラでした。
最初の観察地では大コナラがにぎわっています。声は聞こえませんでしたが、アトリ数羽がいるのが見えました。だいぶ葉が展開していましたが、まだ虫を得られるのでしょうか。アトリよりも小さな鳥が追いかけあっています。確認してみると、シジュウカラとヤマガラでした。きれいなぐぜり鳴きが聞こえますが、正体がわからず。メジロのぐぜりはそれとは別に聞こえていました。キュキュキュという声が聞こえ、ツグミが2羽飛んでいきました。ヒヨドリの数が増えてきているようで、林はにぎやかです。ギャーギャー鳴く声の隙間に、シジュウカラのさえずりとシロハラやメジロのぐぜり鳴きが聞こえます。ヤマガラもさえずっていました。全体的には鳥が少ない印象で、冬鳥が減り、夏鳥を待つ端境期だと感じます。
林の中心部へ進むと、花が終わってすっかり葉を伸ばしたイヌシデにシメの小さな群れが取り付いていました。数羽の群れの中にはホバリングした個体もいます。何がお目当てなのだろうと観察してみると、葉っぱをくわえていました。もぐもぐしてから葉っぱを捨てるようすも見えます。その葉っぱには虫喰い痕があったので、小さな虫がいたのでしょうか。季節の小さな移ろいに合わせて、食べられるものを得る。ほどなくシメも渡っていくのでしょうが、引き続きどんな行動をするのか観察したいと思います。
センダイムシクイやオオルリなど期待の夏鳥は今朝も確認できませんでした。
1. ハシビロガモ、2. カルガモ、3. キンクロハジロ、4. キジバト、5. オオバン、6. カイツブリ、7. カワウ、8. オオタカ、9. コゲラ、10. オナガ、11. ハシボソガラス、12. ハシブトガラス、13. ヤマガラ、14. シジュウカラ、15. ヒヨドリ、16. ツバメ、17. エナガ、18. メジロ、19. ムクドリ、20. シロハラ、21. アカハラ、22. ツグミ、23. スズメ、24. ビンズイ、25. アトリ、26. シメ、27. カワラヒワ、28. ドバト、29. ホンセイインコ