2026年4月25〜26日
つくば市の洞峰公園は昨秋、環境省の「自然共生サイト」に登録されました。活動をお手伝いしている、つくばいきものSDGsでは今まで以上に生物調査や保全活動を強化し、観察会やイベントでの教育普及に努めています。鳥たちの春の渡りに合わせて、鳥類調査と観察会を行いました。
初日の25日は鳥類調査。午前中は設定した調査定点でのスポットセンサスを行いました。午後は洞峰公園に隣接する産業総合研究所へ。産総研はネイチャーポジティブに取り組んでいて、「自然共生サイト」の登録も目指しています。今回は産総研の依頼で、敷地内で野鳥観察を行いました。正式な調査ではありませんが、洞峰公園で行っている鳥類調査のエリアを産総研敷地内に拡大する可能性があり、その下見的な試みでした。洞峰公園は沼のある開けた環境で、照葉樹中心の林があります。隣接する産総研には落葉広葉樹の林があり、植生が異なります。利用する鳥類相にも違いが出てくるはずです。観察は午後に行いましたが、洞峰公園内では確認できなかったアカハラの群れやキビタキなどの夏鳥が、産総研の林ではそれなりにいることがわかりました。シロハラやビンズイ、シメなど冬鳥もいて、渡りの時期らしい鳥類相だとわかりました。


26日は洞峰公園での観察会。リピーターで来てくれる方、初めての方など40人近い参加者を迎え、いつものコースを回りながら探鳥しました。セグロセキレイ、シジュウカラやコゲラなど留鳥が姿を見せてくれて、しっかり観察できました。上空をツバメが飛び回ります。



昨日の調査結果と傾向は似ていて、夏鳥はあまり見られませんでしたが、サンショウクイが飛び、キビタキは確認できました。後半にはカワセミも飛んでくれて、充実した観察会になりました。屋内で鳥合わせとまとめを行い、終了です。
次回は秋、10月11日に開催します。またお会いしましょう!

2日間の観察種
1. ハシビロガモ、2. ヒドリガモ、3. カルガモ、4. コガモ、5. キジバト、6. カイツブリ、7. ゴイサギ、8. アオサギ、9. ダイサギ、10. カワセミ、11. コゲラ、12. サンショウクイ、13. ハシボソガラス、14. ハシブトガラス、15. ヤマガラ、16. シジュウカラ、17. ヒヨドリ、18. ツバメ、19. ウグイス、20. エナガ、21. メジロ、22. ムクドリ、23. シロハラ、24. アカハラ、25. ツグミ、26. キビタキ、27. キセキレイ、28. セグロセキレイ、29. ビンズイ、30. シメ、31. カワラヒワ、32. ホオジロ、33. アオジ、34. コジュケイ、35. ガビチョウ