井の頭公園開園100年を記念して出版した『井の頭公園いきもの図鑑』(ぶんしん出版)から5年。公園の環境や生物相は大きく変わりました。オオタカやカワウが繁殖するようになり、池のカモの種数は2倍に! 夏鳥あるいは西日本の留鳥のはずのサンショウクイが越冬するなど、かいぼりによって回復した植生と気候変動の結果が現れています。そこで、この5年間の大きな変化を反映した改訂版を出版する運びとなりました。多くの方に手に取っていただき、自然観察を楽しみながら、環境と生きものを大切に考えていただければ幸いです。
Amazon.co.jp

・2018年からオオタカが毎年繁殖
・井の頭池では越冬しなかったオカヨシガモ、ヒドリガモ、ヨシガモが越冬。2022年、ヒドリガモは池で最も多いカモに
・サンショウクイ(亜種リュウキュウサンショウクイ)が越冬
・井の頭池でチョウトンボが発生
